自然保護・鳥獣保護

鳥インフルエンザについて

3月14日に当町内で回収されたハシブトガラスから、高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されました。

高病原性鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥と密接に接触するなど特殊な場合を除いて、通常では人に感染しないと考えられており、日本で人へ感染した事例は報告されておりません。万が一、死体や糞などに触れてしまった場合でも、しっかりとうがいと手洗いをしていただければ過度に心配する必要はありません。
弱っていたり、死んでいる野鳥を見つけた際には、決して触らずに下記まで連絡してください。
また、当面の間、ハクチョウへの餌やりはご遠慮いただきますようお願いします。

宗谷総合振興局保健環境部環境生活課
TEL:0162-33-2631

環境省と北海道は野鳥の監視を強化しています。詳細につきましては北海道の下記のリンクをご参照ください。

ケガや衰弱した鳥や動物のとりあつかい

野生鳥獣

野生鳥獣とは「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」の対象となる鳥や獣をいい、ペット、家畜、アザラシなどの海獣類、ネズミなどは該当しません。
衰弱やケガなどのため保護・収容されたものや、事故などのため死体で発見・拾得されたものは、「野生鳥獣保護収容報告等処理簿」に記録していますので、発見時の状況やその後の経過などを確認しておいてください。

ヒナ・動物の子ども

巣から落ちたヒナは、巣へ戻してやります。巣立ち直後のヒナ、カモの子、ノウサギやシカなどの子は、近くに親がいる場合が多いので、小鳥のヒナであればネコなどが近づけない木の枝先に止まらせ、獣の子であれば草陰へ隠すなどして、その場から離れます。(時間があれば物陰に隠れて親と出合うのを確認します。)
保護してからあまり時間がたっていない場合、小鳥のヒナであれば鳥カゴに入れて保護した地点の木などに吊るしておくと、親が見つけて餌をやりにくる場合があります。保護した後、時間がたってから元の場所へ戻しても、生存できる見込みは少ないようです。

保護したカモの写真

死体を見つけた

交通事故などで死亡したものの処理は、道路などの管理者(開発建設部道路維持事務所、稚内建設管理部、役場)に要請します。
死因が不審なもの(弾痕がある、鉛中毒の疑いがあるなど)は、すみやかに役場自然保護担当課へご連絡ください。