オオワシの森

おおわしの写真
↑オオワシの森 わしのなる木

観察の際のご注意

看板

観察ポイントには写真のような看板が設置されています。

観察の際は、牧草地への立入りや路上駐車など行わないように願います。

オオワシ観察マナー 五箇条

  • 車は指定の駐車場に駐車して観察してください。路上での停車は通行の妨げとなります。
  • 近隣の土地は全て民有地となっております。許可なく立ち入ることはできません。
  • 撮影を行う際は、路上に三脚を立てたりしないようにしてください。
  • 長時間の観察や近距離での観察はオオワシへの負担となるのでやめてください。
  • 11月~翌3月まではドローンの飛行・撮影はやめてください。
ロードマップ

地域では、「オオワシの森」として、大切に見守っています。来訪者の方々には、マナーを守って観察をお願いしております。

特に撮影のために牧草地や河畔林などに立入り、歩いてワシに近づこうとする方も見られます。ワシが安心して休める環境作りにご協力ください。

また、道路での長時間の路上駐車や橋の上で三脚を立てた撮影など、危険な場面も見られるようになりました。積雪や路面凍結もあり、一台の車でも通行の妨げになっています。

観察をする際は、「宇曽丹生活改善センター」の 駐車場へ車を止めて、周囲とご自身の安全を優先して観察・撮影をしてください。

砂金の川として知られるウソタンナイ川は、秋になるとサケ(別名:シロザケ、アキアジ)やカラフトマスが、 産卵のために遡上してきます。

標高761mの珠文岳から浸み出す豊富な湧水は、サケ・マスの産卵と卵の成育に 必要不可欠で、多くの魚が故郷の川へ戻って来ます。

産卵を終え力尽きて亡くなったサケ・マスの「ホッチャレ」は、 森に豊かな恵みをもたらす大切な栄養として、ヒグマ、キツネ、カラス、カモメ等に利用されています。

特に11月に入るとロシア・サハリン等で夏を過ごしていたオオワシ・オジロワシが渡って来て、 河川で冷蔵保存されたホッチャレを目当てに集まります。

ワシ類のピークは12月中旬で、多い年には400-500羽となります。 多くのワシたちが休息をとり、1本の木に50-60羽のワシが止まる「ワシのなる木」もこの地域の魅力の1つです。
1月以降は数が少なくなり、道東方面へ渡って行くものと思われます。