狩猟によるエゾシカの残渣不法投棄について

町内でエゾシカの残渣不法投棄を発見しました

令和5年11月22日

11月21日の20時頃、1頭のオスのエゾシカの残渣があると役場に連絡がありました。
発見場所は浜頓別町高砂の町道鬼河原線終点付近の畑。
発見されたエゾシカは、角が切り取られていました。
11月22日の10時30頃、町の職員、警察、猟友会で現地確認を行いました。
エゾシカの残渣はすでに無くなっておりました。
現地周辺には何者かがエゾシカを山の方に向かって引きずって行った痕跡がありました。
おそらくヒグマがエゾシカを持って行ったものと思われます。

捕獲物等は適正に処理しましょう

狩猟後は埋設するか、持ち帰ることが求められ、残滓の投棄や放置は廃棄物処理法や鳥獣保護法で禁じられています。
⚠廃棄物処理法では、5年以下の懲役または1000万円以下の罰金に課せられます⚠
⚠鳥獣保護法では、30万円以下の罰金は課せられます。さらに、罰金以上の刑に処せられたときは、捕獲許可(法第9条第1項)又は免許は失効します⚠

残渣を放置することにより、ヒグマが冬眠しなかったり、ヒグマによる人身事故を起こす恐れが生じます。
捕獲をした際は適切な処理お願いします。

例年、残渣不法投棄が相次いで確認されていますので、継続的な監視や周辺地域の狩猟入林禁止措置等を検討しています。

問い合わせ先
・産業振興課 水産林務係(平日 8:30~17:15)
 TEL:01634-2-2346
 FAX:01634-2-4766
 MAIL:suisan@mail.town.hamatonbetsu.hokkaido.jp

・枝幸警察署浜頓別駐在所(土・日・祝日)
 TEL:01634-2-2110(FAX兼)