まず最初に、自然金について簡単に説明させていただきますが、「砂金はもとから川にあったのではない」ということです、自然金には『山金』とよばれる砂金のもととなるものがあるんですが、これは、地下深くに流れているマグマの温度が下がり「熱水」とよばれる、金、銀、鉄、銅などいろいろな成分が含まれる水のようなものが岩石のヒビや割れ目に入りこみ、その熱水に金の成分が含まれていると、温度が冷えて固まった時に結晶となり、金の鉱脈を作るわけですが、この段階で石英や金鉱石のような岩石中から採れる金を「山金」と呼んでます。この山金で有名な金山はたくさんありますが、代表的な所では佐渡金山などがありますが、皆さんも金といえば黄金色の金脈を想像するかと思いますが、残念ながら金の脈には多量の銀や鉄、銅などの他の成分が混ざっていて、変色するためほとんどが黒ずんでいるということでず。
つぎに砂金となるわけですが、この金鉱脈が気の遠くなるような長い年月をかけて地殻の変動などで、土地がもち上がっていくなかで、鉱脈の上にある岩石や土砂がくずれ、水の流れなので、けずられて地表の表面にあらわれ、雨、風、熱などの自然風化や化学変化なので岩石などから分離しばらばらになって、昔や現在の川や海などに流れてきたものを砂金と呼んでます。ですから、砂金は川から採れるんですが、砂金は山金に比べると純度も高く99%で24kとなるわけですが、90%を超えるものも多く、特に北海道の砂金は他に比べると純度が高いといわれています。 |
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金が採れる場所? |
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昔も今も砂金の採れる川というのは、このウソタンを含め、日本各地にもたくさんあるわけなんですけど、これがどの川でも採れるわけではなくて、一般的にいわれるのが、「蛇紋岩」といわれる緑、もしくは黒ぽい緑色で、もともとカンラン岩という深成岩が水との反応で、変質してできた岩石があるんですが、この「蛇紋岩」が多くみられる地層に、砂金も多く含まれるといわれています。
北海道で言うと、ちょうど、まん中を縦に半分に割ったあたりが、蛇紋岩の地層になっていて、日高山脈の東部に沿って、三石付近から夕張岳周辺、鷹栖、幌加内などをとおり、ここの珠文岳付近まで続いています。この蛇紋岩の周辺部には、ホルンフェルスや角閃岩などの変成岩といわれる、一度出来た岩石がまわりから熱や圧力をうけて新しく変わって出来た岩石があるんですが、そういった変成岩類も多くみられまして、こういった付近の川や山から金が採れるわけなんですが、この蛇紋岩地帯には、金の他にも、砂白金(プラチナ)や、ヒスイやガーネットとよばれるザクロイシなどの宝石などとして使われている珍しい鉱物や、一般的なものでも砂鉄、クローム鉄鉱、辰砂なども、産出されます。ちなみにこのウソタン川やとなりの中頓別のペイチャン川や歌登のパンケナイ川などでも、砂金の他に、わずかではありますが、こういった鉱物にめぐり合うこともあります。
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まず一つ目に「金は安定である」という事なんです、これは、金は化学変化しないという事で、金は他の金属とは違い、何年たっても錆びたり腐蝕したりしないということで、永遠に黄金色を保つことになります。ちなみに王水、これは濃塩酸と濃硝酸をまぜたもの、とシアン化カリウムにだけしか溶けないほどです。
次に、「金は柔らかい(延びる)」ということです、指の爪なんかで、押すと簡単にキズがつくほど、やわらかい金属で、この金の柔らかさは何千年も前から装飾品などをつくるうえで利用されてきましたが、現在では、純金では柔らかすぎて変形したり、値段が高くなりすぎたりで、18金のように銀や銅を混ぜて使われる事が普通です。あと、「のびる」ということでは、ハンマーなどで叩いても、延びるだけでくだけたり、ちぎれたりしません。皆さんご存知の金箔なんかは、金を叩いて、極限までうすく延ばしたもので、厚さは0,0001ミリしかありません。ちなみに1gの金(1辺3,7ミリの立方体)で、これを金箔にすると、約畳2畳分の大きさになるといわれてます。
次に、「金は重い」ということです、これは、これから金を採取するうえで、とても重要なことになるわけですが、金の比重は19,3で水の約19倍重いということになりまして、普通に川にある石の比重は2~3程度になります。この比重を利用して砂金をとることになります。ちなみに、一般的な金属の中で金より比重が重いのは、純度100%のプラチナだけで、21,46あります。
最後に「金は希少である」ということになります、金は基本的に人工のものはなく、あくまでも、天然です。一般的に、通常の地殻の中には1トンあたり0,005グラムしか金は含まれていないといわれてまして、これは、1ミリ程の砂金一粒にあたります。他の金属と比較すると、銀は0,1g、鉄ですと50キログラムといわれています。ちなみに今日本で最も金の産出があるのは、鹿児島県にある菱刈鉱山で、山金になりますが鉱石1トンあたり、約46グラム金が採れるそうですが、普通はトンあたり5グラム以上の金があれば儲かるといわれていますが、残念ながら砂金に関して言うと日本では採ってる業者はいないと思われます。
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地殻を構成している岩石は、大きく3種類に分けられる。ひとつはマグマの活動の結果できあがった“火成岩”である。ふたつ目は“堆積岩”で、これは岩石が雨や風などの力で壊され(風化)、海・湖・河川などに堆積したり、水中で化学的に沈殿してできた岩石である。そしてこれらの岩石が地中深く押し込められ、高い温度や圧力によって、改変された岩石を“変成岩”とよぶ。
岩石は、ダナイト・斜長岩・輝岩など単鉱岩とよばれる岩石や、石灰岩・チャートのようにほとんど同一の鉱物からなる岩石を除いて、何種類かの鉱物が集まって構成されているのがふつうである。
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| 地殻を構成しているのは岩石である。その岩石は多数の鉱物の集合体からなっている。鉱物とは天然に産する無生物で、ほぼ一定の化学成分を持っている。現在2000種ほどの鉱物が知られているが、このうちおよそ300種類くらいの鉱物が主に地殻を構成していて、そのほか、近年、人工的に鉱物が合成されるようになり、これらは人工鉱物とよばれている。 |
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結晶形が見える事はきわめてまれ。塊状・粒状または薄片状
。砂金は段丘の地層、現河川床にみられる。錆びていること
はない。同じ黄金色をした黄鉄鉱(てつさびをともなう)、
黄銅鉱(銅の赤と青のさびをともなう)と見誤らないように
注意。金粒は石にのせハンマーで叩くと延びる黄鉄鉱は砕け
る。黄銅鉱は非常にもろい。
純粋にはAu100%。しかし銀や銅とは同じ結晶族(同型という)で、天然にもいろいろの割合で合金ををつくる。含有量の割合で色が異なる銀が含まれると青白く、銅が含まれると赤色を帯びる。
金銀鉱床(金・銀・石英などでつくる)や多金属鉱床(銅・鉛・亜鉛の硫化物と共生)から掘り出された金を山金という。山金が岩石といっしょにこわされて昔や現在の川底にたまったものを砂金という。
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白色または鋼灰色不透明で金属光沢がある。ハンマーでた
たくと砕けずに展性、延性の性質を示す。吹管で熱しても
溶けない。熱王水以外どどの酸にも溶けない。非常に重い
金属で純粋には計算値上、比重21,46。しかし一般に
産出するときはほかの白金族をはじめ多くの元素と合金を
つくり不純物も混入するため、比重は14~19を示す。
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純粋にはPt100%。つねにIr,Os,Rh,Pd,FeおよびCu,Au,Ag,Niなどが少量、あるいは微量含まれる。Ir:Osがだいたい50%:50%で少量のPtが含まれる六方晶系のイリドスミンが同時によく産出することに留意。
苦鉄質ないし超苦鉄質岩マグマからできた深成岩の岩体中、および風化に由来する漂砂鉱床(砂鉱ともいう)中に産出する。
常にきれいな結晶として産出する。珪酸塩鉱物のなかでは
石英より硬く、屈折率も高い(1,8前後)。へき開はな
く割れにくいのが大きな特徴。暗赤色から赤褐色がふつう
だが、含有元素の違いによっていちぢるしく変化し、白色
,黄色,褐色,緑色,黒色と一定しない。透明で美しいも
のは1月の誕生石として珍重される。
一般に変成岩にもきわめて広く分布する鉱物であるが、火成岩にも産る
金属光沢があり黒色。しばしば弱磁性。超苦鉄質岩の副成
分鉱物として産出。微粉末がチョコレート色をした褐色で
ある事で確実に見分けられる。
カンラン岩や蛇紋岩、その類緑岩石の副成分鉱物として
産出。
磁性が強いことが特徴。黒色不透明。硬度も硬い。
火成岩や変成岩中で普遍的にでる副成分鉱物。またスカ
ルン鉱床にも産し、それらに由来する漂砂鉱床(通常、
砂鉄といわれる)にもよくでる。
朱色(深紅色透明な結晶か褐赤色不透明な魂状)の鉱物。
古くからこれで朱肉をつくった。透明の結晶はきわめて
珍しい。大変重い(比重8.1)水銀鉱物。似た鉱物に
鶏冠石(橙色で軽く焼くと悪臭)と赤銅鉱(暗赤色、八
面体の小さな結晶が普通に見られる)がある。
日高山脈古期岩層中の石灰岩や蛇紋岩と密接な関係を持
ち、南は日高様似から北見へと帯状に点々と連続して産
出する。また、大雪山の東側で第三期の変質した安山岩にともなうものと流紋岩と密接な関係をもつものとがある。
緑色ないし暗緑色。黒色の近く見える事もある。同じ位
の大きさ(0,2~1,0ミリ)結晶粒の集合で、輝石
などの結晶の粒は、肉眼で見分けられる。
カンラン石や斜方輝石が蛇紋石とよばれる鉱物に変わっ
た岩石を蛇紋岩とよぶ。
おもな成分鉱物はカンラン石で単斜輝石や斜方輝石を含む。ときに斜長石やザクロ石、きわめてまれに雲母が含まれている。少量ではあるが、ほとんどつねにスピネルやクローム鉄鉱が見られる。
もっとも一般的な泥質岩を源岩とするものでは、黒雲母
・石英が再結晶し、黒雲母の色の為に全体が赤紫色を示
す細粒緻密な岩石となっている。
石英、斜長石、黒雲母が主用鉱物。不定形の石墨を伴う
ことが多い。これに斑状変晶である大型の菫青石・紅柱
石・ザクロ石など つくことがある。苦鉄質岩を起源するものは、緑閃石・角閃石・輝石・斜長石などからなる。